「働きがいってなんだろう…」
「働きがいがある法律事務所の特徴は?」
と気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では働きがいの定義や働きがいがある法律事務所の特徴について解説します。
最後まで読めば、働きやすさややりがいの違いを理解し、働きがいのある法律事務所について知ることができます。
そもそも働きがいとは
世界中の働きがいのある会社をランキング発表し、実現のサポートを行っている「Great Place to Work(GPTW)」では、「働きやすさ」と「やりがい」の両方が整っている状態と定義されています。
参考:「働きがい」とは?|働きがいのある会社研究所(Great Place to Work® Institute Japan)
働きやすさ
- 残業時間の短縮
- 休暇の取得しやすさ
- 報酬
など、働き方改革の中心テーマであり、目に見えやすい部分のことを指します。
やりがい
- やる気
- モチベーション
など、仕事そのものや仕事を通じた変化に起因するものなど、目に見えにくい部分のことを指します。
働き甲斐がある法律事務所の特徴
働きがいがある法律事務所には様々な特徴があります。
- 事務所自体が変化できる
- 発言しやすい環境
- サポート体制が整っているか
- 法律事務所のビジョン
ここでは上記の4つを解説します。
事務所自体が変化できる
働きがいがある法律事務所であるためには環境の変化に対応できる必要があります。
例えば、働き方改革に合わせ、仕事の在り方を見直せたか、2019年に新型コロナウイルスが流行した際、スムーズにオンライン対応ができたかなどが挙げられます。
このような環境の変化にすぐ対応できる環境であれば、従業員も事務所自体も成長していると感じることができ、働きがいを感じる事ができます。
発言しやすい環境
働きがいは自分が主導となり働けているかという点が大切になります。
指示されたことを行っているだけでは働きがいがあるとは言えません。年齢や立場の垣根を超えて、自分の意見を発言しやすい環境であることが重要です。
意見が通らなかったとしても、発言でき、しっかり聞き入れてくれるような環境であれば、仕事のモチベーションも高く保てるでしょう。
事務所内での人間関係や風土として発言しやすい環境が整っていれば、働きがいがある法律事務所と言えるでしょう。
サポート体制が整っている
社会人になりたてのときなど、自分の力だけでは難しいものです。そのような状況でも事務所からのサポート体制が整っていれば、働きがいがあると感じやすくなります。
例として以下のようなものが挙げられます。
- 資格取得支援制度
- 社内研修
このように、従業員がスキルアップするためのサポート体制が整っていれば、仕事に前向きな姿勢になりやりがいを感じやすくなるはずです。
法律事務所のビジョン
前提として、働きがいがあると感じるためには事務所と従業員のビジョンがマッチしていなければ難しいです。
案件をこなすことに注力している法律事務所の中に、一社一社と向き合いたい個人がいた場合、働き方にギャップが生まれてしまうでしょう。
働きがいがある法律事務所の場合、定期的に事務所のビジョンや想いを従業員に伝える場が設けられていることが多いです。
同じ方向性で走っていくためには、そもそも法律事務所と個人のビジョンが共通しているのかという点も確認しておく必要があります。
まとめ
働きがいとは「働きやすさ」と「やりがい」の2つが整っている状態のことを指します。
働きやすさは残業時間の短縮、休暇の取りやすさなど目に見える部分で、やりがいはやる気やモチベーションなど目に見えない部分のことです。
働きがいがある法律事務所の特徴としては、以下が挙げられます。
- 事務所自体が変化できる
- 発言しやすい環境
- サポート体制が整っている
- 法律事務所のビジョンが浸透している
本記事を参考に、事務所と従業員の双方がやりがいを持って働ける環境を構築していきましょう。