法律事務所にも業務や社風などがあり、自分が働きやすい職場を選び、働きやすい職場に作り上げて行くべきです。
本記事では法律事務所における働きやすい職場の10個の特徴や作るためのステップについて解説していきます。
そもそも働きやすい職場の定義は?
働きやすい職場の定義で良く間違われるのが自分の思い通りに働ける職場という捉え方をするパターンです。
自分の思い通りに働けることも大切ですが、本来の働きやすい職場とは仕事で最大限のパフォーマンスができる職場環境が整っているか(業務効率化を低下させる要因が少ないか)どうかを指します。
例えば、パソコンがサクサク動かない・集中できる商談場所がないなどが上げられます。
業務を妨げる要因になるものは様々ですが、それらの原因を1つずつ対策していくことで働きやすい職場環境に繋がります。
働きやすい職場の10個の特徴
ここからは働きやすい職場の10個の特徴について解説していきます。
社内アンケートなどを取り、会社の課題が明確になっている
働きやすい職場かどうかは「従業員がどう感じているか」が結論になります。様々な施策を講じたところで、従業員に響いてなければ意味がありません。
定期的にアンケートや従業員満足度調査を行い、今の会社の改善点を明確にしておきましょう。
教育体制が整っている
働きやすい職場は教育体制が整っていることが多いです。
例えば、新人研修やOJTがきちんと行われているか・管理職以上に対してもハラスメント研修やマネジメント研修を行うべきでしょう。
働きやすい職場は人間関係が良好であると言えます。良好な人間関係を構築するためにはそれぞれがマナーを守れる人材であることが重要です。
新入社員から管理職まで、階層別に教育研修を行えると良いでしょう。
資格取得支援制度が導入されている
資格取得支援制度を導入している会社も増えています。
資格取得支援制度とはMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やウェブデザイン技能検定、簿記など業務に活かせる資格取得のための費用を一部会社が支援する制度です。
資格取得の費用を抑えられるのであれば受講したい従業員も多いため、従業員のスキルアップのためにも導入できると良いです。
勤怠管理システムが導入されている
会社がクリーンであるかという観点でも勤怠管理はしっかりと行うべきです。
誰も把握していないが、残業時間が規定より増えているというようでは決して働きやすいとは言えません。
人事評価制度が整っている
従業員のモチベーションを向上させるためにも人事評価制度は重要です。
何をしたら評価されるのか、どういう働き方が成長に繋がるのかが明確になっていなければ、努力の仕方がわかりません。
四半期ごとや二期ごとくらいに人事評価を設定する人事評価制度を設けると従業員満足度に繋がります。
定期的な面談が組まれている
入社して間もない新入社員などには定期的に面談を組むことをおすすめします。
上述したアンケートなども良いですが、直接話しを聞くより相手のことがわかることはありません。入社前後のギャップや退職理由となる原因を解決するためにも、数ヶ月に1回程度は面談を組めると良いでしょう。
IT環境が整備されている
どんなに人間関係が良くても、パソコンやWiFiなどのIT機器が古くては仕事に支障をきたします。
パソコンやモニターインターネット機器など毎日使用し、業務効率に直接的に関わるようなものは投資の価値も高いでしょう。
コミュニケーションが取りやすい環境になっている
コミュニケーションが取りやすい環境であることも働きやすい職場として重要です。
わからない点や相談事は気軽に上司や先輩に聞けるという環境は働く上でのストレス軽減に繋がります。
良い人間関係が構築できるための施策を仕組みできると良いです。
福利厚生が充実している
福利厚生の充実度合いは従業員の満足度向上に繋がります。
休憩スペースやコーヒーメーカーの導入、休暇の取りやすさなどがあると働きやすい職場と言えるでしょう。
従業員が誇りを持って働ける会社であれば、会社のために尽くしてくれる要因となるため、見返りの大きい投資になるはずです。
組織を活性化させるための仕組みがある
定期的な社内報の作成や全社員が集まる集会などを定期的に行えば、普段接することのない人と交流することができます。
単にコミュニケーションを取るだけでなく他部署の理解に繋がり、顧客へのサービス提案や新サービスのきっかけづくりになるかもしれません。
会社を知るという意味でも定期的なイベントはおすすめです。
働きやすい職場を作るためのステップ
上述したとおり、働きやすい職場には様々な特徴があります。
ここからは働きやすい職場を作るためのステップを紹介します。
①社内アンケートや面談で会社の改善点を明確化
②①で明確になった課題解決に必要なコスト(時間・価格)を算出し優先順位付け
③問題解決をするための施策を選定
④決定した施策の実行
⑤施策後のアンケートや面談で効果測定
上記のような流れでPDCAを回せば必ずオフィス環境は良くなるはずです。
まとめ
本記事では法律事務所における働きやすい職場の10個の特徴や作るためのステップを解説しました。
働きやすい職場の特徴は以下の通りです。
・社内アンケートなどを取り、会社の課題が明確になっている
・教育体制が整っている
・資格取得支援制度が導入されている
・勤怠管理システムが導入されている
・人事評価制度が整っている
・定期的な面談が組まれている
・IT環境が整備されている
・コミュニケーションが取りやすい環境になっている
・福利厚生が充実している
・組織を活性化させるための仕組みがある
上記以外にも自社に合った働きやすい職場環境を作るための施策は多々あるはずです。
実際に従業員にアンケートや面談で話を聞き、優先順位が高い施策を試してみましょう。
cloudbalance紹介
クラウドバランスは、法律事務所で発生する業務をサポートし、事件やタスクを管理するクラウドサービスです。分散していた情報を一元管理することで、法律事務所内の情報をより適切に効率良く扱うことができ、所内の業務がスピーディーになります。
IT環境構築に当社システムcloudbalanceを導入してみてはいかがでしょうか。
1か月無料でお試しもできます。ご興味がございましたら、一度お問合せ下さい!